冷えとは?
そもそも、 どうして冷えが おこるのでしょうか。
冷えには 血管の運動を調節する自律神経が関っています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
◇ 交感神経
精神的に緊張したときは、交感神経が優位になって
血管を縮めますが 寒い時も血管から熱を逃がさないように、
交感神経が血管を縮めます。
血管が縮むと血流が減って、その周囲の温度が下がります。
◇ 副交感神経
暑さに対して、副交感神経がはたらいて血管を拡張させ
熱を放散させたり 発汗をうながしたりします。
私たちのからだは、昼と夜の温度差や室内外の温度差に
自律神経が反射的に対応しようとします。 このストレスが
繰り返し交互に生じると、大きな体力的負担がかかるのです。
そして、このような急激な変化に身体が対応しきれなくなると、
一種の自立神経失調状態になり、冷え性になっていきます。
また、自立神経は女性ホルモンの影響を受けやすいことから、
女性はとくに冷え性になりやすいともいわれています。
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